うまく言葉にも写真にも現せそうにない。
とにかくここにもストーンヘンジとは又別の風が吹きまくり、雨と雹と太陽の光がめまぐるしく交替する。
そして暴力的なまでに岩だらけの大地、3000年近く前から断崖に造られた、塔や壁。皮膚にダイレクトに伝わってくる環境の苛烈さは本当に強烈で写真ではその感覚はうまく伝わりそうにない。ここは一見の価値ありと思った。楽しいとか美しいとかいうのとはまたかなり異なっていて、翌日フェリーでゴールウエイにたどり着いた時は風がなくてほっとしたくらいだけれども、とにかく心に残る環境であった。観光客は多いがその凄さに対してあまり観光地化もされていないように感じた。
烈風のなか坂道を必死で自転車こぎまくったので50才の身にはこたえた。ひざががくがくである。
ゴールウエイの早朝。太陽は明るい。
フェリーへ向かうバス。もう雹まじりの雨に変化。
イニシュモア上陸。朽ちた教会の出迎え。
この向こうは垂直の断崖だが高所恐怖症の僕はこれ以上近づくことはできない。もちろん下を覗く等はもってのほかである。
重森三玲はこの風景の事を知っていたのだろうか?
雨の後に虹が
かなり完璧なシンメトリーの虹が
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