私たちの住んでいる場所はリエカの港からすぐに切り立った丘の上にある。見晴らしはすこぶる良い。刻々と変化するアドリア海とその向こうに見える山陰はクロアチアで最大の島クルク島である。そのうち探索するつもりだ。しかしまずは足下を固めねばならない。丘にあるということは眺めが良い分、街に行き来する為に坂を昇り降りせねばならずその点大変である。こんな坂の上にあるとは知らなかったので正直びびる。ここにいる間に足腰は鍛えられそうである。坂道は何本かあり、また長い階段もある。またバスが頻繁に走ってもいる。途中にカフェやレストランが何件かあり、ジェラート屋さんもある。わりとおしゃれな場所である。しかし私たちの滞在している場所トルサットがリエカの中でもスペシャルな場所であることにこの時は全く気づいていなかった。
ちなみにリエカという名はかつてローマ人がここに街を造った時、大きな川が流れていた(リエチナ河)のでラテン語の河という意味で名付けたそうである。この日は街を散策、とくに大きな市場に行って買い物をした。カメラの電源が途中で切れて写真はあまり撮れなかった。
カフェ
かなり急な坂道
坂道の途中風景。向こうの丘との間が谷になっていて河が流れている。
長く続く階段
階段の終点。ここから街の中心へはすぐである。この階段が有名なペタル・クルジッチの階段だという。この時しらなかった。(後述)
リエチナ河から丘を見上げる。あの丘のてっぺんあたりに私たちの住居がある。
市のアルヒーフ。落書きが多く痛々しい。
自然史博物館。中には入らず。
現代美術館。ここでカメラのバッテリーが切れる。
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