0501 メーデー

今日はメーデー。ここクロアチアもお休みの日。

携帯電話の調子が悪くソボルさんが様子を見に来てくれる。ささやかなお茶会を開く。水がどうも日本と違うので香りが弱いのが気になる。ソボルさんに水のことを聞くがリエカは背後に山脈をかかえているので水は豊かでおいしいという。水道水ももちろん飲める。日本と比べて水温がかなり低い。ただし岩盤はライムつまり石灰岩なので水質は軟質なのか硬質なのかここでは知る由もないが日本の水とはあきらかに異なるのだ。(それに比してイストリア地方の水は飲めないそうだ)

ところでソボルさんは何と16才の時に「茶の本」を読んだという。それだけではなく「宮本武蔵」と「五輪の書」「葉隠」もだ。(これらは英語経由でクロアチア語訳があったという)全くどういうやつだ。リアリ?

ましてや僕も気になっていた本だが読んでなかったアレックス・カーの「美しき日本の残像」を知っているかと聞く。はじめは原タイトル「Lost Japan」というので分からなかったのだが。これは確か松岡正剛さんが千夜千冊でとりあげていて僕も「読みたい本リスト」にあげてはいたのだが未読であった。ちょっと悔しい。彼から日本の大本教や神道、合気道について矢継ぎ早に質問されたがほとんどまともには答えられなかった。息子が合気道をかじっているので聞いた名前は出て来たが。

「ディエゴ・ソボル 君は何者か?」

彼は小学生から中学生の間、父親の仕事の関係でチェコスロバキアのプラハで4年過ごしている。そこのロシアンスクールに通ったという。そこにはアメリカンスクールや地元の学校もあったが幼少時の教育はロシア式がベストだと思うと言っていた。

人間謎が多い方が楽しい。

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コメント(1)

てらさん

私も謎多き人間でしょ、ウフフ ☆

ソボルさん不思議な方ですね
謎深い感じがします(日本語がおかしいですけど)

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