地下都市も地上都市も穴を掘っている限り同じなのだと思う。モグラと同じで遠近感はなくなるだろう。誰もが「どうして」と思う場所だが、アラン諸島やディングル半島を旅した身からするとそのことは特別なことじゃない。ように思える。人間はもともと穴に住んでいたのだ。ここでは、ただ試しに掘ってみたらその岩が意外にもろく、簡単に掘れたから、掘る事がやめられなくなり、それが遺伝子にまで染み付いたのではないかと勝手に考えた。住居とは何かを考える上ではここは大変興味深い場所である。

































宿のバルコニーから、ギョレメ村を見る。

ギョレメパノラマ。

向こうに見えるのはウチサヒルの町。

カイマクルの地下都市。僕の悪夢パターンのベスト2は高所、穴(閉所)であるがこの日は二つとも現実のものとして味わうことになった。興味深いが絶対に住みたくない場所である。写真は暗すぎてあまり撮れなかった。掲載しているのは比較的広い場所で、ようやく通れる位の穴が随所にある。多分多くは暗闇の中で生活していたのではないか。

ここは地下5階といわれているがそのようなエレベーション感覚は住んでる人間にはなかったのではないだろうか。

敵の侵入を阻止する仕掛けが至る所にあるそうだ。ここを襲う敵とはどのような人たちだったのだろう。

各階をつなぐ通気口。ここには礼拝堂、教室、食料庫、井戸、厨房、ワイン醸造所、ゴミ処理施設、お墓など全てがあり、2万人が住んでいたという。それなりに機能的にできていて、例えば日本のマンションとどこが違うのか?と考えてみると、「同じかも」という感想も出て来るのだ。

通気口から上を見上げる。


ウフララ渓谷


岩の中にある教会や礼拝堂。





フランス、トルコ、カナダ、オーストラリア、日本、国籍混交のツアー。お昼ご飯。

ゼルヴェ峡谷。ここがこれまでで一番興味深い場所だった。観光客も少なくゆっくり見る事ができる。












ピジョンヴァレー(鳩の峡谷)。木にぶら下がっているのは魔除けの目。

岩に暮らす人々の生業はワインの生産だった。彼らは鳩を飼いその糞を飼料にしていたらしい。

まるでマグリットの絵のような...。
コメントする