朝、イェニカブの宿からタクシーでアタテュルク空港へ。約30分。オーストリア航空でウイーンに向かいトランジット、アドリア航空に乗り換えてスロベニアの首都、リュブリアナへ到着。リュブリアナはクロアチアのリエカから大変近いのだが(直線距離で約80キロ)バスがない。クロアチアからスロベニアを通ってイタリアのトリエステやウイーンに向かうバスはあるのだが、多分旧ユーゴスラヴィア同士、歴史的に微妙な関係らしい。ソボルさんによれば領土問題も含まれているとのこと。恐らくクロアチアがEUに加盟してしまえばその問題も雲散霧消してしまうだろうとも言っていた。ともかくリュブリアナからリエカには列車が一日に二本しか走ってないのだ。ということでリュブリアナに一泊する。今後この街もザグレブと同様、ヨーロッパの各地に移動する時に通過することもあると思われるのでどのような所か知っておきたいというのもあった。
宿に荷物を預け街をぶらっと歩いた。ここもザグレブと似て落ち着いた緑の多い街である。ただ、まだ頭と身体にはトルコでのハードな日々が刻印されていてかなりボーッとした状態である。トルコでの体験を消化できないままだ。これは当然のことだと思う。とにかくトルコ旅行自体が事故も無く無事であったことにほっとしている。
リュブリアナ城から街を見下ろす
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