今日はプラハを去りドレスデンに向かう予定である。正直プラハは予想していたよりも、はるかに気に入ってしまったので本当はもう2〜3日滞在を延ばしたいのだが。結局、図書館にも行けなかった(ここはアポイントメントなしには見せてもらえないだろうが)。またチェコではブルーノにも行けなかった。ここはミースのトゥーゲンハート邸があるし、グラフィックのビエンナーレでも有名な街だ...。
しかしここチェコには縁があればまた日を改めて来る事もあるだろう。そんな予感がする。
ということで午前中、初日に行った時閉まっていたチェコキュビズム博物館(別名黒い聖母の家)に行く。チェコキュビズムについては思う所あるが...。とにかくこの美術館は小さいけれどとても良い。しかもここで初めて知ったある建築ザイナーの図録を購入したが、その時レジのお兄さんがプラハの現代デザインの見所をあれやこれや教えてくれた。もうドレスデン行きの電車のチケットを買ってしまったというのに。全く後ろ髪をひかれるとはこの事か?
オットー・ノイラート、ゲルト・アルンツを調べていても思ったが雑誌、デア・シュトルムとディ・アクツィオーンはドイツというよりは中央ヨーロッパにとって重要な雑誌であることが分かる。
キュビズム・タイプフェイス?らしい。
1〜2階はカフェ。1階はブックショップなど、キュビズムの家具や食器も売っていた。
この写真もまるでキュビズムのような...、でしょ。
ドレスデン駅
ドレスデンは第二次大戦において最も空襲の激しかった街のひとつで東京と同じように一旦は廃墟になっている街である。
宿の窓から見える夕暮れ。
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