この日は午後遅くワイマールからニュールンベルクに移動する日である。
まず「城」という名の美術館に行く。ここはワイマール公の城でゲーテはここで働いていたのだ。城というにはそぐわない建築物の印象である。ここにはご当地のクラナッハが沢山あったが撮影不可なのでイメージはない。
次も撮影不可であるがゲーテ国立博物館に行った。横がゲーテの家である。ゲーテに関する資料がかなりあるので研究者や好きな人にはたまらないところだろう。しかし私はドイツ語が全くわからないので猫に小判のような感じであった。また期待していた色彩論がらみの資料は思ったよりも少なくちょっとがっかりした。ただ写真のように建物の螺旋階段上の天窓の光を一階のレンズで受けてプリズムに反射させている仕掛けがゲーテの色彩論をしのばせる。まあこれはニュートンの有名な実験でゲーテはニュートンの色彩論に激しく対立したので何故あえてここでこの装置を設置したかは不明であるが。
その後バウハウス大学のライブラリーがあったので少しのぞかせてもらった。この大学は町中に他にも何カ所かライブラリーを持っているようだ。
城美術館
中庭
ここからゲーテ国立博物館。
またもや螺旋階段に遭遇。今回はギリシアでの遺跡も含めてやたらと階段に縁があるような気がする。私は階段がなぜか好きなので(上り下りじゃなくて視覚的に。階段フェチ?)うれしいが。
バウハウス大学ライブラリー
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