0903 Mostra Internazionale d'Arte Cinematografica 第65回ヴェネツィア映画祭

以下携帯電話のカメラで息子が撮影したもの(解像度は悪いが何とか撮れていた)。

午前中、ヴァポレット(水上バス)でリド島に行く。最初各駅停車だったので小一時間かかる。しかし大小の運河、島の様子、観光客や島の住人など見ていると飽きることはない。


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ヴァポレット乗り場


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リド島へ


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リドに着いた後陸上のバスでヴェネツィア映画祭の会場に移動。写真は会場受付、切符売り場。

見れる映画には上映時間の関係などから限られたものになってしまった。

もちろん僕が見たかったのは「崖の上のポニョ」であったが上映はされていなかった。

息子は宮崎駿も押井守も既に日本で見たと言っていたが。


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本会場正面


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赤い絨毯に金のライオンのディスプレイ


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ポスター


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ヴィスコンティのあの映画で有名な砂浜。


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付近を散策したあと映画祭の為に設営された大型テントで午後の上映を観る。

ロシア映画の「paper soldier」監督はアレクセイ・ゲルマンJr.。映画はロシア語で、大きな字幕がイタリア語、画面外の下に小さな字幕で英語という環境なので良くは理解できなかったが、あまり好きな映画ではなかった。昔のタルコフスキー的な芸術映画を少し気取りすぎているような印象を受けた。もっとシンプルでもいいのにやたらとカメラのフレームが凝りすぎていて監督の「僕は芸術家です」的な気持ちがうるさい印象。(昔は僕もタルコフスキーは大好きだったのだが最近はどうも枯れて来たせいかもしれない)

例えばウエス・アンダーソンの映画は言葉が仮に全然わからなくても面白いじゃないですか。そういった映画ならではの上手さというのが感じられなくて。言葉、言葉、言葉ばかりで映画的ではなくて文学的。

しかし後でこれが銀獅子賞を受賞したことを知る。

うーん。少し納得できないなあ。

そう、後で改めて考えたのは要するに「タルコフスキーを今やる古くささへの違和感」だったのだ。

勝手な印象ですいません。


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その後一旦サンマルコ広場へ戻り、船を乗り換えてムラーノ島へ。

ここはガラスで有名なところである。


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宿の近くにある中華料理屋で食事。


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