王立美術館は15世紀から18世紀にかけてのフランドル派絵画の宝庫であり、また19世紀末から20世紀前半にかけてのコレクションもすばらしい。
オランダの静物画、ルーベンス、ダヴィッド「マラーの死」、ボッシュ、ブリューゲル「イカロスの墜落」、クラナッハ、メムリンク、ゴーギャン、スーラ、クノップフ、カルダー、アンソール、マグリット、デルボー、キリコ、エルンスト等等。美術館全体の雰囲気も大変ゴージャス?な感じである。
ベルギー・バンド・デシネ・センターはその建築がアール・ヌーボーの巨匠、ヴィクト
ール・オルタによるものである。(元はデパート)
フランス語に翻訳された日本の漫画も見ることができる。
タンタン
タンタンの登場人物相関図
この後、昨日荷物が届かなかったので最悪の場合(当分届かないか、紛失)を覚悟し、必要最低限の衣類などを買いに行くことにする。(着るものがほとんどないのだ)
はじめはガイドブックにあるデパートに行ったのだが靴下が一つで2500円くらいするので、「ふざけるな」と思い町を歩いて勘で探すことに。ベルギーのユニクロのようなところを探して(ユニクロよりも4倍くらい高いが)を見つけてなんとか購入。
でホテルに戻ると
なんと!荷物が戻って来ていた。
買い物は無駄となった。まあ得てしてこういう間が悪い時はこんなもんだよねと妻とため息。
後で電話で話をしたベルギー在住の方に話を聞くとベルギー空港は一日で100個荷物がなくなっているとのこと。
シンジラレナイ。
それで今回アリタリア航空倒産ショック(イタリアの国営にもかかわらず!)の混乱もあるのではないかとのこと。
2日で荷物が戻って来た僕らは幸運だったということらしい。
いや、本当に「やれやれ」ですわ。
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