0912 強烈なカンフル剤

終日調べもの、次の旅の準備。
息子は一人でポレチュへ。

恩師からメールでカメラ事故お見舞い(+励まし)をいただいたのだが、同時にリンツでショーダさんに会った折、(今回、旅で)行けなかった展覧会の記録写真をもらった。
こちらリエカに戻りゆっくり拝見させてもらっている。
とにかく強烈なインパクトを受けている。
展覧会会場の記録写真でしかないので肝心のディテールは見ることができない。(多分今日可能な印刷技術をここまで使い倒しているものはないのだろうと推測はできるけれども)
しかしこれを見ていると何か「僕は今ここでこんなことしていていいのか?」と妙に落ち着かなくなってくる。
しかし当然、今更引き返す訳にはいかない場所にいて「いやとにかく色々考えるのはこの旅を全うさせてからだ」とも思うのだが、正直気持ちが乱れるというか何と言うか...。
結論としては「今やれることをもっと徹底的にやらねばならない」ということになったのだが。
...支離滅裂なようですが分かってもらえる人には分かってもらえると思います。
多分これを現場で見た人(デザイナーや先生の教え子)の多くは僕と同じように感じたのではないかと想像する。
旅半ばにしてここには書けないが年相応にそれなりに悩み、のたうっている自分には、言葉をこえた強烈なカンフル剤となった。
しかしこのカンフル剤は取り扱いに注意が必要です。
だってこれだけの集積をいきなり見せられたら上空2000メートルを飛んでる飛行機を見上げるようにリアリティがなくなってしまうから。
先生もこれらを日々こつこつと積み上げてきたのだと思うことにしよう。
自分は地面の上をただ歩くしかないスピードだったとしても。

0912-1.jpg

0912-5.jpg

0912-2.jpg

0912-4.jpg
それにしてもこのオブジェはどう見えるのだろう?現物を見たいものです。

トラックバック(0)

このブログ記事を参照しているブログ一覧: 0912 強烈なカンフル剤

このブログ記事に対するトラックバックURL: https://www.esporre.net/blog/mt-tb.cgi/185

コメントする