1015 ザグレブのアヴァンギャルド

クロアチアの首都ザグレブに早朝のバスで向かう。
5月のトルコ旅行の前に寄った「例の」画廊にまず訪ねる。
今回は1970年代旧ユーゴスラビアの前衛芸術家たちのドキュメントが展示されていた。
ここで来意を告げると、いろいろ細かい経緯はあったのだが、デヤン・クリスィチ(Dejan Krsic)氏(多分クロアチアで有名なデザイナー)という人に近くのカフェで会う事になる。一緒にいた美術史家の女性(名前を忘れた)とも話をする。ユーゴスラヴィア時代のアヴァンギャルド研究についていろいろ教えてもらう。(詳細省略)また、資料になる本を探すためにクリスィチさんは私たちを本屋に連れて行ってくれる。(結局三件はしごしました。)
その後HDLU(ザグレブのクロアチア芸術協会)というクロアチア現代美術で最も活発な活動をしている美術館に、ディレクターのフランチェスキ氏を訪ねる。(ソボルさんマイーダさんの紹介)
ここで偶然ニューヨークのアーティスト、ダリオさん(来年ここHDLUで個展をする予定)とそのガールフレンドで同じくニューヨーク在住の日本人女性アーティストの桐谷さんという方がいて、一緒に話をしたのだが成り行き上、結局厚かましくも彼女に通訳のようなことをさせてしまった。
フランチェスキさんは興味深い人で僕とほぼ同世代だと思うがクロアチアの現代美術において中心的な活動をしている人であった。今年のベネツイア建築ビエンナーレ、クロアチア部門のキュレーターもしている。
ここでは僕の興味のあるユーゴスラヴィア・アヴァンギャルドに関する情報を得る事ができた。
詳述するときりがないので省略します。11月の前半にまた来る必要ができた。
HDLUという美術館の建物も数奇な運命をもったもので、それだけで一冊の書物が発行されている。旅のあと落ち着いたら触れたいと思う。
今日は沢山の人にあったにもかかわらず、残念ながら写真を撮り忘れてしまった。それだけ話に忙しかったということだ。

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HDLU(HRVATSKO DRUSTVO LIKOVNIH UMJETNIKA /CROATIAN ASSOCIATION OF ARTISTS)

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HDLU内部

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