朝は昨日の大雨が嘘の様に晴れるが、昼近くになるとまた雲が出て暗くなった。
雨を心配しながらも近所のトルサット城や聖母教会を見てペタル・クジッチの階段で町まで降りる。
市場を少し覗いたあとバスでオパティアへ。
トルサット城
城からの眺め。ここに来るのは近いにもかかわらず4月以降二度目である。
ここから見るリエカの町とアドリア海はやっぱり素晴らしい。
城の北側
オパティアの波の音を録音する薬師寺さん。
彼は版画家であるが藤田さんの編集した昭和文学の群像シリーズ、中上健次、村上龍のブックデザインの折りに挿画をお願いしたのが付き合いの始まりであった。かれこれ十数年になる。僕はこの旅行で行けなかったが9月に銀座の養清堂で個展をしたばかりである。
オパティアを訪れるのも春以来二度目である。
秋の波の強いこの季節もなかなか風情があって良い。
春にケーキを食べておいしかったホテル・ブリストルのレストランで遅めの昼食。
向こうに見えるのがリエカの町。
日が暮れてリエカに戻る。
夜はまた嵐のような大雨となる。
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