1101 ドブロブニクへ。Dubrovnik

前夜からの雨が朝には土砂降りとなる中、タクシーでリエカのバスセンターに向かう。
今日はクロアチアのほぼ南端、ドブロブニクに行く予定である。
「アドリア海の真珠」とも称されるドブロブニクはおそらく日本でも最も有名なクロアチアの都市かもしれない。ここクロアチアでもソボルさんたちからこれまで何度も行くべきと勧められ実際二度程計画したのだが、何せリエカから交通の便が悪いのとタイミングがうまく会わず断念したところである。
リエカからドブロブニクは直線距離だと400キロ強、バスだと12時間かかる。
今回はここに訪ねて来られた藤田さんたちに合わせて一緒に行く計画を立てたのだった。
リエカからいったんザグレブへバスで向かい、飛行機でドブロブニクに飛ぶルートである。
所要時間は7時間弱。

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ザグレブ

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ザグレブ、サヴァ川をこえて空港に向かう。

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ドブロブニクの湾岸。

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手前に見えるのはロクルム島。

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城塞都市ドブロブニクを囲む城壁。構造は総督府など城内の建築物も含めて5月に訪ねたギリシアのロドス島旧市街と驚く程似ている。異なっているのはロドスは聖ヨハネ騎士団が島民を支配して作ったのに対して、ここは完全な独立共和国であったことだ。
http://www.esporre.net/terayama/2008/05/523.php
ヴェネツイアの強い影響下にあったロドス島とドブロブニクが似ているのは歴史的に言えば当然のことで、アドリア海の女王といわれるヴェネツイアがゲルマン人の圧迫から逃れたローマ人が潟(ラグーン)に住み着いたのと同様、ここも昔から住んでいたローマ人がスラブ人(現クロアチア人)から逃れて住み着いたのが始まりである。ここの昔の名前はラグーサであったという。



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ピレ門から市街に入る。

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ここ旧市街は車は入れない。プラッツァ通り。ここは7世紀には運河で海だったところ。


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旧市街にある宿に荷物をおいて散策に出かける。ホテルの前にあるグンドリッチ広場。

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階段の上は大聖堂。

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大聖堂内

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