昨日書いた理由でこの日はフリーになったので前回、夏に来た時疲れ果てて入らなかった科学技術博物館に行く。夏同行していた息子が後から「お父さん、あそこは見るべきだよ」と言ったところである。
確かにミュンヘンのあの博物館に比べれば展示数は少ないものの、ここウイーンの科学技術館も大変レヴェルの高いものだった。詳述しだすときりがないが、例えばミュンヘンと比べると数が少ない分厳選しているということが言える。その分見やすい、理解しやすいということ。
展示、ディスプレイが大変優れている。
そして極めつけはやっとここにきてノイラートに触れた展示が見れたことである。
ノイラートの扱いが充分かといえば全くそうではないが、都市の諸問題について触れたコーナーにあったことだけでもかなりましな方だと思う。また残念ながらノイラートに関する説明文はありきたりというか特別目新しいものはなかった。「自国人なんだからもっと突っ込んだ紹介せんかい」と思いました。大きなお世話だろうけど。
しかし謙虚に考えればトータルなヴィジュアルコミュニケーションに対する意識はこちらの方がやっぱり大人だなとも思いました。
歴史の厚みは必要なのだ。
宿からの眺め
科学技術博物館
ディファレンス・エンジン!
ふたりのオットー、ワグナーとノイラートの接点も調べる必要あり。
その後ウイーンの町を散策。ステファン寺院、オペラ座、新市庁舎など。新市庁舎ではクリスマスシーズンの前夜ということで飾り付けができていた。
ホテルで翌日からの準備。
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