1208 哀しい会話

ここクロアチアには僕の日本語をクロアチア語に翻訳してくれる便利な人はいないのでやむを得ず英作文に励んでいる。
元のテキストは既にあるのでこれをネットの翻訳ソフトと電子辞書を使いながら翻訳しているのだが、当然簡単ではない。時間がかかる。普段使わない脳みそを使うので気が狂いそうになります。
時間感覚もおかしくなる。
もう夜遅いから寝ようかと思って時計を見るとまだ7時だったりする。
こんなことはここ最近ありえなかった経験だ。
ここリエカはずっと雨の日が続いている。
朝明るくなるのは遅いし、昼間も薄暗く夜が本当に長い。
ヨーロッパは夏と冬のコントラストがこんなにも強いのかと実感する。
妻に言わせればヨーロパの梅雨は12月なのだ。
何故かわからないがエジプト旅行中、タクシーの中で聞いたサンタナの「哀愁のヨーロッパ」のフレーズが頭の中をグルグルする。

妻との(哀しい)会話。
「今日は何を食べたい?」
「すき焼き。」
「あなた、ここにはお豆腐としらたきがないこと知っているでしょ。」
「じゃあかわりにたまねぎとか...」
「それじゃすき焼きじゃないでしょ。それにこちらでは生卵は食べれないのよ。」
「...」
「他に食べたいものは?」
「湯豆腐」
「...」

哀愁のヨーロッパ。


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