午前中トラムに乗って、モダンアートミュージアムへ。ここの建築はホラインである。常設展が目的だったのだが、何と全館を使用して村上隆氏の大展覧会をやっていた。実は僕は彼の作品をこれまでほとんど見た事がない。こういう機会でもなければ見る事はないだろうから結果的には良かったと思う。(全く自慢にはならないが僕は普段日本では出不精の上、ここ10年近くの日本の現代美術の動向に全く疎いのである。)
その後、応用工芸美術館、建築博物館を見る。
フランクフルトには他にも自然史博物館、前史先史博物館、シルン美術館、世界文化博物館と面白そうなミュージアムがあったのだが、まあ二日ならばこんなところであきらめるしかない。
......グーテンベルク博物館にもう一度行くべきだったかもしれない。
以下モダンアートミュージアム。最初見た時MURAKAMIという名の商社ビルだと思いました。
左手はシルン美術館。マグリットをやっていた。
以下応用工芸美術館。家具などのモダンデザインとアジアを含めた世界の工芸の紹介。
以下建築博物館。ここは期待が大きかっただけにちょっと...。建物は3つの階層に分かれ2007年度の高層建築世界一のコンペ、エコロジーと建築をテーマにした100の提案、最新のヨーロッパ各都市の都市計画といったものであるがどれも中途半端というか、雑誌の特集を読まされているような気がした。
常設展らしいところで世界の都市の歴史の模型を展示しており、これはおもしろいかと思ったが途中で尻切れとんぼになってしまった。今回の旅で私たちの行った場所の模型があったのは個人的には興味深かったが。
疲れ果てて足を引きずりながらの帰路となった。
橋の向こうがシュテーデル美術館、ミュージアム通り。
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