0108 冬眠状態

「今日は大分いいみたいだ」と言って起き出してみる。
妻「あなた昨日の朝も同じ事言ったわよ。寝てた方がいいんじゃない。」
「そうするわ」

いやーここに書きようがないですね。上記のように何もなくて。
今回風邪がこんなに長引くとは...。

本当は曼荼羅文化センターで献茶会を行う予定(お茶を点てるのはもちろん僕じゃなくて妻)もあったのだがリエカの寒さもあり中止。
明日はザグレブのアキコさんのところでの打ち合わせを一旦は予定したのだが、明日元気になっている自信がなくこれも中止させてもらってメールのやりとりで何とかすることになった。

そもそも漠然とではあったが1月はナポリに行ってポンペイの遺跡、シチリア島に渡ってパレルモ、シラクサ、アグリジェントを訪れるつもりであった。
妻は僕が寝ている間もいろいろ調整してシミュレーションしてくれたが、結局無理はできないということで断念することになった。
アグリジェントは心残りではあるけれど、最後の一ヶ月はクロアチアでしっかり過ごすことの方が今は重要かもしれない。
これまでの旅で得たものを反芻したり、整理したり、新たに考えたりしたいことは山ほどあるのだから。実際横になって朦朧な頭でもいろいろ思いは巡るのである。
それにザグレブとリエカでの講義の準備もある。

そしてここを2月の前半に引き払って以降の計画(ポルトガル、スペイン、フランスなど)を落ち着いてちゃんと立てようということになった。さすが1年の長旅だと今回のようなことも避けられないし、これもそういう運命だと受け止めポジティブに考えようと思う。

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妻の写真機より。高速道路にて。この険しい岩山の連なりもクロアチアらしい風景だ。

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リエカでは風の激しく吹きすさぶ日と穏やかな日が交互にやって来るようだ。
風の激しい日は外に干したタオルがあっという間にカチンカチンに凍ってしまう。
水たまりの氷もかなりの分厚さである。





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