0120 稽古二日目

終日勉強。
今日は13時から2時間半の稽古。
割稽古の続き。茶巾、茶筅などの扱い。
抹茶の頂き方の復習など。
今日の利休道歌は
ならひつつ見てこそ習へ習はずに
よしあしいふは愚なりけり

利休道歌の言ってることはとても奥深い。
翻訳してみるとますますその感を強くする。
ひたすら見る事、そして行為が無意識化するまで繰り返せと言っている。
身体に覚えさせる、型から入るという日本古来の学習方法はとても興味深い。

そう、いつからか「かっこよりも中身が大事なんだよね」的な言い方を日本人はするようになったのだろうか。
これは一見真実っぽいが底が浅いなあなどと考える。

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ソボルさん、マイーダさんともに熱心でなかなか飲み込みが早い。
ソボルさんは日本語をしゃべる時、彼の好きな三船敏郎と北野武のまねをするところがおかしい。

僕は昔の古傷(膝、ソボルさんも同様である)で正座はせいぜい15分くらいが限度である。
しかし本当に久々に正座をし背筋をのばし座るのはとても気持ちの良い事だったことを思い出す。
そういえば物心ついた頃から僕は母の稽古をいつも見ていたのだった。
いつも客の役回りで頂く側でしたが。

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