1228 年の差?

今日は森田さんのリエカでの滞在最終日となる。彼は朝早く家を出てクルック島、バシュカに向かう。
我々は家に籠りそれぞれの仕事。僕は少し風邪気味。
森田さんは東京出身だけど中高生時代は東北や北海道で育ったという。そのせいか雪が恋しくて、最初はインフォメーションセンターでもらった地図にあったリエカ近くの「アドリア海が見れるスキー場」に行きたいと考えたのだったが、例のごとくバス便が皆無で断念。それでクルックに変更したのだった。
夕方帰って来た彼から話を聞くとなんとバシュカの山の上にある教会(私たちは行かなかった)まで行って来たとの事。あそこはかなり急な岩山でしかもこの寒風の中よく行けたものだとあきれる。
しかも彼はここに滞在中、毎日あのペタルクジッチの階段を平然と往復していたのだ。
私たちも旅先では年齢の割にはぎりぎりのところで、かなりハードに動き回っているつもりだが、30代なかばとはいえ彼の元気さに感心する。
「何事も身体で感じることが大事だと」と彼が言うのを聞いてやっぱり彫刻科出身だなあとも思う。
ともかくも彼はクロアチアの人も環境も気に入ったようで良かった。
来年はもっと良い季節に展覧会の予定があるとのこと。
春か夏に来れば多分もっと気に入るだろうと思う。




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