0130 ザグレブ大学にて。university of zagreb, faculty of architecture, school of design

これまでザグレブ芸大(美術大学)と僕が言っていた場所は、正確にはザグレブ大学・建築学部・デザイン学科ということらしい。
昨晩の酒盛りのせいで幾分(実はかなり)二日酔いではあるものの8時には目が覚める。
ミラン・アキコ邸にて朝食後、ザグレブ大学に向かう。
大学は実は今、冬休みなのだがブキッチ先生の配慮なのだろう、大学の院生を中心に多くの学生が集まっていた。
12時から1時間半ほどのレクチャーを行う。
事前にアキコさんから「テラヤマさん英語でしゃべったほうがいいんじゃないですか」と言われ、ちょっと迷ったが最初の予定通り日本語で話し、アキコさんに通訳してもらうことにした。
リエカと同様話がどこまで伝わったかどうか心もとないけど、なんとなく伝わったような感触はあった。
その後、あの(狂気の)コレクター、マリンコ・スダッチさんも加わって昼食。
僕の話したことを巡ってやそれ以外にもデザインの様々なテーマをめぐって話は尽きず。
スダッチさんは前回に会った時柳瀬正夢や村山知義に興味があると言っていたので、昨秋ムサビで行われたO教授企画の柳瀬正夢展覧会の図録を渡した。
相当、感動していた。後2年のうちには日本のアヴァンギャルド資料を集めたいと思うと言っていた。冗談じゃなさそうなところが相変わらず凄い。
この間にもハンガリーのアヴァンギャルド系の資料をかなり集めたと言っていた。
「見に来ないか」と誘われたが今回は遠慮した。
彼とは今後も関係が続きそうな気がする。
妻に言わせれば
「彼にとってあなたは理解者なのよ」らしい。

その後関係者と別れ、ミラン・アキコ邸に戻ってもまだ話は尽きず。
アキコさんミランさんともに今日も泊まれと誘って下さったがリエカでの諸々もあり
後ろ髪ひかれる思いで8時のザグレブ発リエカ行きのバスに乗る。
ミラン・アキコさんは今年の春or夏に日本に来る計画があるのでその時の再会を期待しつつ別れる。
アキコさんは普通にしゃべるだけではなく常に気を使ってミランさんに通訳しつつだったのでとても疲れたのではないかと思う。とにかく僕は酔っぱらうとマシンガンのようにしゃべってしまうから。
申し訳なかったと思う。
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ミラン・アキコ邸のバルコニーからの眺め。

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ザグレブ大学入り口にあった今回のレクチャーの為のポスター。

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右にいるのはレクチャー後いろいろ質問して来た学生。後で聞いた話によると普通講義をした後クロアチアの学生はめったに質問をしないらしい。

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右からミラン・トレンツ、今回僕を呼んでくれたブキッチ教授、左は学部長(名前失念)

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ミラン・アキコ夫妻と。

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以下ブキッチ教授からもらった大学の資料。

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