今日の目的はユーラシア大陸の西の果て、ロカ岬である。
詩人カモンイスが「ここに地果て、海始まる」と詠んだところ。
まずは途中のシントラまで電車で行く。シントラはリスボンの西28キロ、電車で約40分。
山の中に王宮や別荘が点在する町である。
ここからさらにバスに乗って西に約40分でロカ岬に到着。
この旅のはじめの頃のアイルランド、ディングル半島を思い出す。
天気は晴天だが風が強い。
1時間程してシントラに戻る。
シントラには14世紀の王宮、7~8世紀に作られたムーア人の城跡、ペーナ宮殿などがあり町からそれぞれを巡るバスが出ている。
ペーナ宮殿を作った(作らせた)のはあの有名なドイツのノイシュヴァンシュタイン城を作ったルードヴィヒ二世のいとこ、フェルディナンド二世である。
血は争えないというべきか、笑ってしまう程のキッチュさである。1850年に完成。
何故こうもキッチュに見えるのか、多分本来ならば石や大理石で作られるべきところにコンクリを多用している所ではないかと。
ロカ岬
大西洋。彼方はアメリカである。
以下シントラ、ペーナ宮殿。
ムーア人の砦。
シントラの町。
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