朝の列車でリスボンを発ちポルトガルの南端の町、ファーロに向かう。約220~30キロの距離か。電車で約4時間。
今回のポルトガル、スペインの南部諸都市訪問の目的はローマやギリシアの遺跡を見る事も当然あるけれど、ヨーロッパにおけるイスラムの痕跡、イスラムとキリスト教の混交を見る事も目的の一つである。
ここファーロはポルトガルにおけるイスラム勢力の終焉した場所なのである。地中海を渡ればもうそこはアフリカなのだ。
ファーロ沖合に広がるラグーンの航空写真。私たちは町が出来る前のヴェネツィアがこのような状況だったのではないかと想像した。
旧市街の門、アルコ・ダ・ヴィラを内から振り返る。
旧市街の中心。
夕方、僕は散髪に行ったのだがその間妻が撮った夕焼けの写真。
沖合にラグーンの影が見える。
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