朝早めにアランフェスの宿からマドリッドへ移動。約1時間。
ホテルはプラド美術館の近くなので荷物を置いて早速美術館へ。
フランシス・ベーコン展もやっていたがそちらには目もくれず常設展へ。(ベーコンに興味がないわけではありません。むしろかなり好きな作家ですが。)
この美術館は世界三大美術館の一つなどと言われており、今更僕がどうのと説明するまでもないだろう。ちなみに3つとはエルミタージュとルーブルとここだ。
これで一応僕はこの三つを見た事になる。
実際、傑作が目白押し、なんというか有名性だけではなくて、とにかく全体の質が驚く程高い。
その中でも無理矢理ベスト5を上げてみる。
「ラス・メニナス」を頂点とするベラスケス、
ファン・デル・ウエイデンの「十字架降下」、
ボッシュの「快楽の園」、
エル・グレコの「羊飼いの礼拝」、
フラ・アンジェリコの「受胎告知」
順不同...かな。
リューベンスもデューラーもゴヤもレンブラントもラファエロもブリューゲルもカラヴァッジオもそれぞれ良いものがあるにもかかわらずベスト5に入らないという豪華さ、贅沢さだ。
しかし別の日に来れば全く異なるかも。
一日いて、疲れ切ったが、ぜんぜん充分見たという感じはしない。時間が足りないのと体力も足りない。
再度来る事に。
久々に自分が眼の贅沢をしている感じを味わった。
写真不可なのでイメージはありません。
アランフェスの宿の中庭。今日は朝から雨模様。
プラド美術館。
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