0316 ルーブル再訪、そして運命のクリュニーへ。musee du louvre, musee national du moyen age

ルーブルは当然ながら一日では見れないので再度。
まあそれでも結局は見切れないのですけど。

そしてその後、クリュニー美術館、正確には中世美術館に移動。
ここは3月11日の日記にも書いたが、自然史博物館と並んでかつて十数年前に訪れて僕が今日のwriting space designを考えるきっかけ、そして言い換えれば今回の長旅の大本となったところの一つである。

十数年前の旅はもっと正確に言えば、パリに先だってロンドンの大英博物館とナショナルギャラリー、ヴィクトリア&アルバートミュージアムを訪ね、モリスのマナーハウスに行った後の旅であった。その時もちろん、ルーブルも行ったしオルセーにもポンピドゥーにも行った。
しかし僕の心を強く揺さぶったのはここクリュニーと自然史博物館、そしてケンブリッジ近くにあるモリスのマナーハウスだったのだ。その当時理由はよくわからなかった。

そういった因果関係が今回旅をしながらだんだん自覚されて来たので(妻にも語った事はない)今日、クリュニーに行くのは大変緊張した。
まるで十数年前の自分の秘密を暴きに犯罪現場に向かう者のように。
しかし、当時もっとも衝撃を受けたクリュニー最下層にあったローマ時代の遺跡は今回工事中で見れなかった。

今日の感想は心にそっとしまってここには書きません。(もったいぶるわけではなくささやかなことだから。多分)
が、ひとつだけ。

要するに当時ルーブルも、単なる入れ物、せいぜい立派な箱だと感じたのだが(それでも時代とともにアウラは濃くなるのだろうが)クリュニーは場所と中身が決定的に切り離されない場所だと強く感じたのだと思う。
当時の僕は。理屈抜きでそのことが絶対的なものに感じたのだろう。
クリュニーの展示物自体にはその後の学習もありさほど驚くものではないが、結局今回の長旅を絶対的に「現地で見る」旅にしたきっかけはここにあったのだろう。
それだけは思い返して我ながらとても良い判断であったと確信する。
人が何と言おうと。

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以下ルーブルの続き。例によってランダムです。

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セーヌを渡る。

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以下、クリュニー中世美術館

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一角獣のタペストリー

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