0317 オルセー、パリの夜。musee d'orsay

午前中宿を移動。
詳述は避けるが今回の宿の選択はトラブルがらみで北駅近くになった。
確かあまり環境の良くない所とは聞いていたが、初めて実際に行ってみると聞きしに勝るとはこのことで本当に環境は悪そうな所だった。
朝電話で久しぶりに会話したパリに住むイチダさんも大変心配そうで、「とにかく気を付けて下さい!」と注意された。

ともかく今更宿の変更などは面倒なのでこのまま行く事にした。
その後急いでオルセー美術館へ。閉館時間まで。

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以下オルセー美術館。

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ロダンのデッサン。

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今回見た中で最も意外な発見はクールベだった。何かうまく説明できないけれど、引っかかるものがあった。絵を描く事と思考している事が合体しているというか、とても知的な人の印象を持った。

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これもクールベの有名な一点である。

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ドーミエ。

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夕方7時半頃、イチダさん夫妻がわざわざホテルまで車で迎えに来てくれた。
車でセーヌを渡って安全な(笑)場所、イチダ夫妻が良く行くというレバノン料理を出すお店で食事をご一緒した。
同じく秋のパリフォトで知り合ったイイヅカさんも仕事を片付けた後、合流。
イチダ夫妻はつい前々日まで3年ぶりの里帰りで東京にいたのだが、ぎりぎりパリにいる私たちのスケジュールに間に合わせてくれたのだった。
イチダ夫妻は主にweb上のデザインをやっているが、ルーブル美術館の最初のバーチャルミュージアムのデザインもしていたことが今回わかったり、色々楽しいお話が聞けた。
また写真専門の画廊をやっているイイヅカさんにも今回改めて、これまでどのような活動をしてきたか伺う事ができた。画廊と平行して写真雑誌の編集発行をやっているだけでなく、もともとはファッションの(パリコレなどの)ショーのディレクションもやっていたのだ。彼が手がけた仕事は誰もが知っている有名なデザイナーのショーであった。
イチダ夫妻もイイヅカさんも会社とか業種とかの枠に全くとらわれず自立した表現者として仕事をしているように思う。しかもそんなに気負った感じは少しもしない。
しかし今回若い時からここに至るまでの話が色々聞けた。
面白すぎてここには書けませんがさすがに波瀾万丈。僕など自分で振り返ると波瀾万丈からはほど遠い淡々としたというか、気がついたら時間が経っていたみたいな人生なので彼らの話を少しうらやましく思いながら聞いた。
まあ、人はそれぞれ運命みたいなものを背負って生きているのでせうか...などと思ってみたり。

しかし時間はあっという間に過ぎ、まだまだ話足りない思いも残ったがまたの機会を楽しみにしようと思う。まあ僕がパリに行く事はめったにないと思いますが、彼らが東京に帰って来る機会の方が多いだろうから、次は東京ですね。
ともあれこういう出会いを作ってくれた(パリフォトの)友人スエマツ君に改めて感謝。
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